環境が変わっても変わらない

新しい生活がスタートしたけど、私が味わった18 年間の辛く　苦しい体験はなかなか消えない。

そんなとき中学生の次女が何を言うのかと思ったら「お母さん、男を見る目がないんだよ❗」と言ってきた。

どれだけ人生経験を積んでるんだか…

そんな大人みたいなことを言われて、おかしくて笑った。

離婚して引っ越して精神的に切り替えられるのかと思っていたけど、何日も…何週間もたってもなかなか元の私に戻れなくて辛かった。

引っ越しにたどり着くまで、生活保護の事も　家探しのことも私なりに頑張ったり心配したり不安になったりした時期が結構あったからなのか…

治まってた脱毛も又始まった

何となく予想をしていたから、そこまでは落ち込まなかった。

精神的な部分は、変わらなくて…

人と話したりテレビのニュースを見聞きしたり、ドラマの話を聞くだけでも自分自身とうつしたりで…

ずっと今まで言われ続けてきた言葉が鮮明に頭に浮かぶ。

今までの話を口に出して話すのは全然大丈夫❗

やっと「彼逹親子の言ってることはおかしいよね…

意味が分からない❗」と言うことは出来るし、落ち込むというより笑って話せるときもあった。

でも…

無意識に、不意に思い出したり　頭に浮かんだりするのは全然違う

すごく辛くなるし、言われていた言葉を思い出しては私は自分自身のことを責めたり…

自分を追い込んでとことんまで落ち込む。

私は彼と彼の両親から受けた暴力と言葉の暴力…

DV　モラハラで不安症にもなった。

⚪普通はしないことをしているんじゃないか…

⚪私は思ってなくてもひどいことを言ったんじゃないか…

⚪私は変なことをしているんじゃないか…

私はそういう不安をいつも抱えていて、一人で出掛けるのが怖いし不安…

誰かに確認してもらわないと不安で玄関を出ることも出来ない。

どうしても一人で外に出掛けないといけないときは、母と電話しながら言葉で確認をしてもらっての行動。

不安を少しでもなくそうと思って数年前からするようになったのは、汚れが付いたらすぐに分かるように白い手袋をして、汚いものを触った手を口に入れるか分かるようにマスクをして出掛けるようにしていた。

「普通はしない❗」誰もが言う言葉だけど、私は普通じゃないことをしている。

私はおかしいと言われ続けてきたから「普通はしないよ❗」と言われるとよけいに普通じゃないことをしているみたいだから、私は分からない…と言っていたし、私自身が分からなくなっていた。

外にある犬や鳥のふん　虫　唾やタン　汚いと思うもの　ティッシュ　飲み物や食べ物のゴミ…

私にとってはそういうものが全て不安のたねでしかない。

不安に思えば思うほどよけいに触ったんじゃないか口にその手を入れたんじゃないかと思う気持ちが強くなっていた。

そう思って悩んでしまう。

離婚して名字も住所も色々変わったように、頭や心に染み付いた言葉も変われば良いのに…消えれば良いのに…

もう関係ないんだから…

そうできないことに悔しくも思えるし、すごく辛い…

　　　　　　　　つづく